ボランティア(Volunteer)とは、出来ることを、自らすすんで活動すること。
語源
- ボランタール(ラテン語)・・・自由・勇気・正義の意
- ボランテ(フランス語)・・・喜びの精神の意
- ボランティア(英語)・・・自発性に裏付けられた奉仕者
ボランティアの4原則とポイント
- 自主性・自発性
他から強制されたり、義務としてではなく、自分の意志で行う活動です。 - 社会性・連帯性
一人ではボランティアは成り立たない。必要とする相手がいて、同じ志をもつ人達とお互い支え合い、学びあう活動です。 - 先駆性・創造性
ボランティア一人ひとりの知恵を集め、考えながら、よりよい社会を市民の手で創る活動です。 - 無償性・無給性
見返りを求めて行う活動ではありません。しかし、「出会い」「発見」「感動」「喜び」「充実感」が得られます。
ボランティアの心構え
- 自分の身の回りから手がけること
私たちの身の回りには、身近な問題が潜んでいます。小さなことでも継続することに本当の意義があります。例えば、電車内でお年寄りの方に席をゆずる(社会福祉ボランティア)などや目に付いたゴミを拾う(環境ボランティア)などの「ちょボラ」的なことから始め、自分自身のボランティアに対する意識を高めましょう。無理のない活動が継続するための秘訣です。※『ちょボラ』…ちょっとしたボランティア - 相手に合せて活動すること
相手によかれと思いやったことでも、相手にとって迷惑になっていることもあります。ひとりよがりのボランティア活動をするのは、親切ではなく、お節介になりえます。自分のペースだけで行動するのではなく、相手の思いや願いに根ざして活動することが大切です。 - 約束を果たすこと
ボランティアは、自主的な活動であるがゆえに、約束を果たさない無責任な活動に陥ることがあります。そのような活動は、相手からの信頼を失います。小さなことでも約束を果たすこと、責任を遂行することが必要です。約束できないことは、初めから約束をしない、安請け合いをしないよう心がけましょう。 - 活動にけじめをつけること
活動できる時間・場所などには、限界があり、無理な活動は負担となってしまいます。自分の能力と条件を知り、可能な範囲で目的に合せて活動するよう、けじめをつけることが大切です。 - 秘密を守ること
ボランティア活動の場は、個人的なプライバシーを守らなければならないことが多いものです。ボランティア活動の際に、知りえた情報は、必要以上に他言しないことです。
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